20歳のフローレンス・ナイチンゲール(1840年)

興味をもっとも抱いた学問である数学を極め、「世間に出て活躍したい」と家族に相談する。当時は女性の社会的地位はまだ低く、学問を身につけ一般社会で活躍したいという娘に家族は反対をする。
ナイチンゲールの懇願に根負けし、両親は個人講師をつけて数学を学ぶことを許可する。

22歳のカール・マルクス

懇意にしていた、バウアー教授が、反キリスト教著作のためにプロイセン政府から危険視される講義が禁止となった。岳父ヴェストファーレンも同じころに死去し、マルクスの進路は大学も官職も絶望的となった

6歳の土方歳三

母と死別。長兄の為次郎は失明していたため、次兄の喜六と、その妻・なかによって養育された。
少年期の歳三は、村では顔に似合わず「バラガキ」(触ると痛いイバラのような乱暴な少年)と呼ばれた。また、生家には、歳三が少年の頃に「武士になりたい。武士になったらこの竹で矢を作る」と言って植えたという竹がある。