古渡尋常小学校(現・名古屋市立平和小学校)を全甲(現在の「オール5」)の成績で卒業。
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12歳のサン=テグジュペリ
夏休みに近くの飛行場で国民的英雄だったジュール・ヴェドリーヌにアンベリューの飛行場で初めて飛行機に乗せてもらう。この日、航空の詩を書き、教師に褒められる。
12歳の松下幸之助
父・政楠病没
12歳のアドルフ・ヒトラー
二年生への進級試験に失敗、留年。
12歳の赤塚不二夫
帰国後、貸本屋で5円で漫画を借りて読むようになり、このとき手塚治虫の『ロストワールド』に出会ったことで漫画家になることを決意。見よう見まねで手塚風の漫画の執筆に没頭。
12歳になると『ダイヤモンド島』というSF長編漫画を描き、母親と一緒に出版社へ最初の持ち込みを行ったが失敗。
12歳の正力松太郎
雄神小学校から高岡中学(現富山県立高岡高等学校)に進んだ正力は、「勉強よりは体を鍛えろ」という父親の教えに従って、寄宿舎には入らず、八キロの道のりを地下足袋姿で通った
12歳の森鴎外
1874年東京医学校(のちの東京大学医学部)予科に入学
実年齢より2歳多く偽り、12歳で入学(新入生71名。のちに首席で卒業する三浦守治も同時期に入学)
定員30人の本科に進むと、ドイツ人教官たちの講義を受ける一方で、佐藤元長に就いて漢方医書を読み、また文学を乱読し、漢詩・漢文に傾倒し、和歌を作っていた。
語学に堪能な鷗外は、後年、執筆に当たって西洋語を用いるとともに、中国の故事などをちりばめた。
12歳のカール・マルクス
12歳の時にトリーアのギムナジウム(中高一貫校)に進む。
1830年にフランスで7月革命があり、ドイツでも自由主義が活気づいたプロイセン政府は反政府勢力への監視を強化し、ヴィッテンバッハ校長やそのギムナジウムも監視対象となった。1833年にはギムナジウムに警察の強制捜査が入り、学生が一人逮捕された。ついで1834年1月には父ハインリヒも議員の集まりの席上でのスピーチが原因で警察の監視対象となり、地元の新聞は彼のスピーチを掲載することを禁止された。さらにギムナジウムの数学とヘブライ語の教師が革命的として処分された。
マルクスは15歳から17歳という多感な時期にこうした封建主義の弾圧の猛威を間近で目撃したのだった。しかしギムナジウム在学中のマルクスが政治活動を行っていた形跡はない。
12歳の伊藤博文
家が貧しかったため、12歳頃から奉公に出されたという
12歳のアインシュタイン
叔父からユークリッド幾何学の本をもらい独習。微分学と積分学も、この当時に独学で習得したといわれている。同じ頃、医学生だったマックス・タルメイから天文学の存在を知り、同時に物理学に関心を示すようになったという。