幼少期のフローレンス・ナイチンゲール

1820年5月12日、裕福な家庭である両親の2年間の新婚旅行中にトスカーナ大公国の首都フィレンツェで生まれ、フローレンス(フィレンツェの英語読み)と名づけられる。

幼少期は恵まれた教育を受ける。ラテン語などの外国語、ギリシア哲学・数学・天文学・経済学・歴史、美術、音楽、絵画、英語、地理、心理学、がを学習。慈善訪問の際に接した貧しい農民の悲惨な生活を目の当たりにするうちに、徐々に人々に奉仕する仕事に就きたいと考えるようになる。