27歳の福澤諭吉

文久遣欧使節に翻訳方として同行する、欧州帝国主義を目の当たりにし衝撃を受ける。
ロンドンでは万国博覧会を視察し、蒸気機関車・電気機器・植字機に触れる。樺太国境問題を討議するために入ったペテルブルクでは、陸軍病院で外科手術を見学した。