25歳の土方歳三

天然理心流に正式入門

天然理心流道場では歳三は中極意目録までの記録しか現存していない。行商中に学んだ様々な流派の クセが取れなかったようである。しかし、多様なバックボーンを備えていたためか、路上での実戦では滅法強かったと言われている。斬り合いの時、足下の砂を 相手にぶつけてひるんだ隙に斬り伏せたり首を絞めて絞殺したり等、剣術修行の型にとらわれず縦横無尽に戦闘をしていたという。