23歳のロバート・キャパ

フランスの写真週刊誌『ヴュ』の1936年9月23日発刊の号に彼らの写真が採用され、「死の瞬間の人民戦線兵士」というタイトルが付された。

キャパの写真「死の瞬間の人民戦線兵士」

 

さらに翌年その写真が、大きな発行部数を誇り影響力の大きかったアメリカのグラフ誌『LIFE』に掲載された際に撮影者の名前に「ロバート・キャパ」と記されていたことで、この名が一躍知られることとなった。「崩れ落ちる兵士」と呼ばれている写真である。この写真を公表したころから、タローらの「そそのかし」の通りに、フリードマンは「ロバート・キャパ」という名前を用いるようになったとされる