カルチュラル・オリンピアード

2012年のロンドンオリンピックの際には、大会の4年前の2008年から「カルチュラル・オリンピアード」と題した大規模な文化プログラムがロンドンのみならず英国全土で展開され、合計で約4300万人の人々が参加。

オリンピックの精神・ムーブメントを、単なるスポーツの祭典から文化の領域まで、かつ開催都市だけでなく開催国全土まで拡張し、多くの人を巻き込む施策となった。

文化セクター全体を活性化するだけでなく、観光や地域振興などの面でも大きな波及効果を生み出し、より多くの市民が新しい形で文化活動に触れ、参加する機会を得るなど、文化的レガシーの創出に寄与した。