32歳の岩崎弥太郎

後藤象二郎に藩の商務組織、土佐商会の主任・長崎留守居役に抜擢され、藩の貿易に従事する。グラバー、ウォルシュ兄弟などの世界の商人を相手に経済官僚として奮戦した。

坂本龍馬が脱藩の罪を許されて亀山社中が海援隊として土佐藩の外郭機関となると、藩命を受け隊の経理を担当した。龍馬の「世界の海援隊を目指す」考え方に共感する。しかし二人が出会い、わずか数ヵ月で龍馬は暗殺されてしまう。弥太郎は龍馬の遺志を受け継ぎ、世界の海援隊を実現させることを決断。そして弥太郎は解散した海援隊の人間を土佐商会で引き取る。