30歳のナポレオン(1799年)

第一統領になる。

エジプトから帰還したナポレオンはフランス民衆から歓喜もって迎えられた。
しかし、この時のフランスはイギリスに敗れたこともあり、ブルジョワジー(中産階級)は総裁政府に対して糾弾する声を上げていた。
※総裁政府は5人の総裁が行政を担当した

このような中、ナポレオンはブルジョワジーの期待に答えて総裁の1人であったエマニュエル・シエイエスらとともにクーデターをおこし(ブリュメールのクーデター)、統領政府(執政政府)を樹立する。
ナポレオンは第一統領(行政権・軍の統帥権を持つ)となる。
※第二、第三統領は諮問機関に近い