幼少期の土方歳三

現在の東京都日野市石田)に農家の土方隼人(義諄)と恵津の間に生まれる。10人兄弟の末っ子であった。土方家は「お大尽(だいじん)」とよばれる多摩の豪農であったが、父は歳三の生まれる3ヶ月前の2月5日に結核で亡くなっている。
幼少時には風呂から上がると、よく裸のまま家の柱で相撲の稽古をしていたという

誕生〜幼少期の勝海舟

1823年江戸本所亀沢町の生まれ。曽祖父・銀一は、越後国三島郡長鳥村の貧農の家に生まれた盲人だった。江戸へ出て高利貸し(盲人に許されていた)で成功し巨万の富を得て、朝廷より盲官の最高位検校を買官し「米山検校」を名乗った。剣術は直心影流の免許皆伝となる。師匠の虎之助の勧めにより禅も学んだ。兵学は窪田清音の門下生である若山勿堂から山鹿流を習得している。蘭学は、江戸の蘭学者・箕作阮甫に弟子入りを願い出たが断られたため、赤坂溜池の福岡藩屋敷内に住む永井青崖に弟子入りした。